ぷるぷるはウィッチーズストライクをくらった、100のダメージを負った！

 いて”ぇ

ヤッチマッタだ。

午前中、車の後部座席の掃除をしてただけなんだ…！

いや、掃除なんてたいそうなもんじゃない、ただのゴミ拾いだ（しかもビニールごみ）

しかし身体を伸ばして拾い上げた途端

ギックン⚡⚡

イヤな感覚が腰にはしった。

しかしてコレは懐かしい痛みだったのだ…(´；ω；｀)！！！！！！！

久々　ヤ　ッ　タ　☠ぎっくり腰☠

ウゴケナイ　動けば、タヒ　あるのみｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

こいつは、そういうヤツさ　ﾌｯ( ´,_ゝ｀)

（なんて余裕は無いに等しい、内心脂汗ダラダラである）

立ち尽くすこと５フン、ようやっとフリーズの魔法が解ける

マジで焦った。

は～～～～～～～　フザくんな💢💢　ぎっくりふぁっき◯ー！！！！！👎

でもまあ、今回は軽症だった。その後も動けたも～～～～～ん(´；ω；｀)

皆様も、腰はダイジにしてね❤

なので、悔しかったので（笑）シャルマリで萌えリベンジ！！ｗｗ

「マリナ、また編集部から連絡だ。いい加減オレを窓口にするのをやめてほしいんだが？」

「ちょっ、あと、あとちょーっとだけ待ってもらえるように言っといてえ！ あんたが言えば担当ちゃんなんてそっこーイチコロだからっ」

「まったく、恋人にあかの他人への誘惑を強要するなんて、なんて無神経で残酷な女なんだろうな。ひと目その顔を見たいが為に、仕事まで中断してこうして足を運んだにも関わらずのこの仕打ちだ。ファムファタルに魅入られたオレには、もう一切の慰めもないんだろうか」

「だー！！　わかったわよウダウダうるっさいわねっ。これがあがったらあんたの言う事ナンデモきーたげるからっ」

「何でも？」

「ハッ！　いいい、いっこね、ひとつだけ、だからね！」

「フ…ン、オレ相手にそれがどれだけハイリスクかまだ判らない、そんなおバカな君が心から憐れで、そして首ったけだよ――モンプティクー（愛しいオレの心臓）」

「ん、ンンうぐぐ……っ、だめっ、あやしいムードはだめったらダメえ！　その手に乗るかっ、絶対流されないんだからね、この〆切だけは死んでもあげるんだからっ、邪魔すんなら出てってよ。契約は成立でしょ！？　いるんなら少しでも役にたちなさい、そこの資料取ってっ」

「やれやれ、少しの温情もなしか、人使いの荒いサディストめ」

「ダレがサど……！、…シャルル？　なにしてんのよ、早く資料ちょうだいってば」

「――静かに、しろ」

「はあ？　何なのよ、時間ないんだってば。いーわよもう自分でと、」

「動くな！」

「な、なんだってーのよ、そこのノート取るだけでしょ！？

ちょっと、なにアンタ、すごいこわい顔してどうしたのよ！」

「いいから、頼む、少し、静かに、してくれ」

「え、アンタ、まさか。もしかして、えええ！？

だってノート取ろうとして手出しただけじゃないっ、ぷ、ウッソでしょお！

だから少しは執務室から出ろって、あれほど言ったじゃない」

「急性腰痛はどれだけ身体を鍛えていようと関係ない、無明無識は少し黙ってろ、患部に響く。それにメタボリックシンドロームに片脚突っ込んでる2,5流漫画家より、はるかにまともな生活管理はしている！　――チッ、油断した」

「なんかカッコいいこと言ってるけど、要はあんた【ギックリ腰】でしょ！？　何やってんのよもー。お医者さん呼ぶ？」

「間に合ってる」

「わよねぇ！ ……ふふっ」

「なんだ」

「えー、だって発作以外で、ピチピチの状態なのに動けないシャルルって新鮮〜と思って。うっふっふ」

「今悪事を働こうものならば、以降の命の保証はしないぜ？」

「おーこわっ。あたし相手に強がるんじゃないわよ、おバカシャルル、痛いなら痛いってそう言いなさい。あんたをいためつけたりする訳ないでしょっ。

痛い？　どうしてほしい？」

「……ごめん、少し焦って」

「でもひとりの時じゃなくてよかったね。とりあえず命に関わることじゃなかったからいいけど、心細いし、動けないってすごく不安になるものね」

「よく知ってるね、マリナ」

「そりゃひとり暮らし長かったし、これでもいろんなピンチがあったのよっ。

ギックリは昔パパもなってたしね。その時のパパの痛がりようったらなかったわ！　それこそ、世界が終わるような大騒ぎしたんだから。ほら、あたし痛いのだいっきらいじゃない？ ギックリ腰だけはなるまいって、心に誓ったもの。

でも、こんなノート１冊でねぇ」

「（吐息）【ジルへメッセージ。２，３日のスケジュール変更を。魔女の一撃をくらった。代行はミシェルへ一任するから、アルディは潰すなり何なり好きにしろと伝えてくれ】」

「あっはっは。もしかしたら、ずっとお休みになるかもしれないわね。安心しなさい、あんた一人くらいこのマリナさんが養ったあげるからっ！」

「頼もしいねファムファタル。ん……少し、マシになった、な。

これの原因は、実はまだ詳しくは解明されていないんだ。姿勢がトリガーらしいが、腰部筋肉周辺の緊張や心因性ストレスなど、諸説紛々だ。しかも安静しか、有効な手立てがない。不本意極まりないが、医者泣かせの症例だね」

「うふふ、天才シャルルもお手上げなんだ〜なんか愉快だわ！」

「言ってくれるね」

「きっと神様が働きすぎのあんたお休みをくれたのよっ。そういや、さっきの魔女のって、ナニ？」

「西洋では腰痛の事をそう揶揄するのさ。突然の激痛と自由を奪われる怖ろしさは、まるで魔法を食らったようだろ」

「へえ、おもしろ～い！　そういう表現って素敵ね」

「だが今回は魔女というより、マリナの一撃、だな。全部君に起因してる」

「うっ、ノート取ってって頼んだだけじゃない！」

「そもそも、誰かさんの為に使いすぎて、疲労が蓄積していたのかも、そう思わない？フフ。鍛えていたつもりでいたけど、君の魅力の前には、オレの鍛錬などまだまだ及ばなかったということか。

ああマリナ、お願いが決まったよ」

「ちょ、あんた、見たことないワルい顔、してるわ、よ」

「君が修羅場の間、オレはしっかり静養するから、その後のリハビリはみっちりつきあって貰うよ」

「！？」

「この愛しい身体が芯から咽び泣いてとろけて満たされるまで、たっぷりの緩急と深度、あらゆる角度と熱量をもってきっと期待に応えてあげるから。どうかオレを導いて、ラピュセル。さらなる世界に、ふたりで挑もう、約束だよ。

さあ仕事へ戻ってくれ、オレも全力で静養に臨むから。【♪♪】ああ、ジルだ――アロー？」

「ちょちょちょ、ななな、なに勝手なコト言ってんの！？　そんなことしたらあたしのせっかくのオフが、ゼンメツじゃないっ」

「契約は成立、さっき自分で言ったろ？　ああ、こんな気分で静養なんて、生まれて初めてだ。いつになっても、君はオレを驚かせてくれる。必ず名誉挽回してみせるから、安心して、オレの魔女」

「ば、バッカじゃないの？！　あんたアタマもギックリしてんの！？　イヤよそんなのっ」

「『――ああ心配ない、大丈夫だ、もう痛みもだいぶひいた。一人で移動できるから、ベッドの用意だけ頼む』

ふぅ、ハグもキスもおあずけて名残惜しいが、またあとでねマリナ。

まさか、オレが動けないからって逃げ出して、見舞いにも来てくれないなんて惨い仕打ち、夢にもしないよな？」

ギクッ

「それとも、腰が使えないオレなんて、もう用済み？」

「ブッ。そっ、そんなこと言ってないでしょ！？」

「どんな痛みにだって耐えられるが、君に見捨てられたら、オレは、もう」

「わわわわっ、男のコでしょ、泣くなー！　わかってるってばぁ、病人のあんたを置いてどこ行くってのよっ。うう、ちゃんとそばにいるからあっ」

「よかった。

愛してるよ。一撃といわず、永遠に愛を撃ち込みたいね

――マリナの一番深い、奥の、奥まで」

「ひ、……ン！　ま、また泣き落としなんて、卑怯よヒキョー、ぽんこつシャルルぅぅ！」

「ハッ、何とでも」

数日後に今の彼より足腰立たないだろう未来におののき、真っ赤で真っ青な悶絶顔でわめくマリナちゃんを尻目に、相変わらずの涼しい顔で、そろりそろりと、シャルル退場。

例えカッコ悪いギックリをしてても、今日も安定の、アルディ君の圧勝デシタ（笑）

ポンコツでも中年でも初老でもーっ（笑）

どんなあんたたちでもずっとスキよーっ　シャルマリぃぃぃ😂😂😂

あ～～～しかし痛かったぁぁんｗｗｗ｡･ﾟ･(ﾉ∀`)･ﾟ･｡